[2016年06月20日]

一の橋二の橋ほたるふぶきけり

黒田杏子

ほたる(蛍)が夏の季語。源氏蛍、平家蛍、蛍合戦、初蛍、恋蛍なども同意の季語です。
この頃は、蛍を見ることはなかなかできなくなりましたね。蛍の「ほ」は火を、「たる」は、「垂る」「照る」の意味を持ち、闇の中に、火を垂れ、照り輝く印象をそのまま名前に表したものでしょうね。その熱を持たない光を恋の炎の象徴にすることが多く見られます。
この句の作者は、あたかも吹雪のように飛び交ってゆく蛍の群れを「ほたるふぶき」と表現しています。このような光景に出会えるのは珍しく、1985(昭和60)年京都の清滝川へ蛍を見に行った時の句です。
作者くろだ・ももこの紹介は、2005年6月1日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・メジャーリーグ、ドジャースの前田投手の試合を寝ながらテレビを見ていたら、球場に父と子の姿が多く見られました。アメリカは今日が「父の日」。

投稿者 m-staff : 2016年06月20日 09:39

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