[2016年07月11日]

税吏汗し教師金なし笑ひあふ

加藤楸邨(1905〜93)

汗が夏の季語。玉の汗、汗ばむ、汗の香、油汗、汗みどろなども同意の季語です。
汗は夏の代名詞。汗はその出方によってさまざまに詠まれます。薄暑のころの「汗ばむ」に始まって、やがては激しくなると「汗みどろ」になります。また、汗が玉を結ぶのを「玉の汗」と言います。発汗作用は四季によって問いませんが、季語としては発汗の多い夏の汗を指し、労働やスポーツによる汗も、夏と理解されます。
この句は、微苦笑を禁じえませんね。作者は、教師の経験があり、税金を集める役人は汗を垂らし、教師は金がない、とお互いの人生を笑いあっています。
作者かとう・しゅうそんの紹介は、2005年1月22日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・昨日から今日にかけていろんなことがありました。参議院選挙で民意が表明されました。サッカーの欧州選手権でポルトガルがフランスを破って初優勝。ヤンキースの田中投手が自滅、勝利がつかず。イチローが代打で死球、球宴休みに。

投稿者 m-staff : 2016年07月11日 09:12

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