[2016年07月12日]

石垣はしづかに灼けて我が立つ影

高柳重信(1923〜83)

灼けてが夏の季語。灼岩、日焼岩、熱砂、熱風、炎熱なども同意の季語です。
真夏の盛りの太陽の激しい熱を言います。この季語は、1931(昭和6)年、新興俳句時代に、誓子、秋櫻子などが初めて使いました。同じく太陽の激しさを「炎(も)ゆ」とも言いますが、暑さも極まったころの表現です。題材は、熱く焼けた岩、焼けた砂浜の砂、熱い風などは灼けつくような暑さにたとえられますね。
この句は、江戸城の石垣でしょうか。その石垣が静かに灼けてそこに作者の影が映っています。孤影と言った気分にさせられますね。
作者たかやなぎ・しげのぶの紹介は、2005年5月15日を参照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館、2012年刊)
・東京都知事選挙に、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が野党4党の候補として擁立されるようですね。これは一番良いカードですね。

投稿者 m-staff : 2016年07月12日 09:52

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