[2016年07月24日]

花棕櫚に海の入日の濃かりけり

丸山哲郎

花棕櫚(はなしゅろ)が夏の季語。棕櫚の花も同意の季語です。
三浦半島は、暖地のせいかあちこちで棕櫚の木を見かけることがあります。ヤシ科の常緑樹。中国産のトウジュロに対してワジュロとも呼ばれて、ともに雌雄異株です。6月ごろから、葉の間から大形の穂花序を出して、粟粒のような黄色の花が穂状に集まって垂れています。皮の繊維から縄を作り、高々と咲く棕櫚の花は変わった印象がありますね。
この句では、棕櫚の花の色と合わせて、入り日が際立って色が濃く見えると詠っています。今日も一日忙しく過ごしたなあ、と作者は思っているようですね。
作者まるやま・てつろうの紹介は、2011年11月12日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・発砲事件が今度はドイツのミュンヘンで発生。10代の若者9人が犠牲に、18歳のイラン系の男の犯行とか。次々と起こるテロにどのように対したらよいのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2016年07月24日 09:32

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