[2016年08月02日]

睡蓮の白いま閉づる安堵かな

野澤節子(1920〜95)

睡蓮が夏の季語。未草(ひつじぐさ)も同意の季語です。
暖地や温帯地方の沼沢や池にも自生しています。観賞用に庭園などで栽培され、夏になると、切れ込みのある丸い葉とともに花を水面に開かせます。午後2時ごろ(未の刻)に花が開くので、「未草」と言われ、夕方になると花を閉じるので「睡蓮」と言われます。しかし、実際にはそのようなことはありません。スイレン科の多年草。花の色は、白、黄色、淡紅色。
この句では、白い睡蓮がいま閉じようとしていて、作者はそれを見て気持ちが安らいだと詠っています。
同じ作者に次の句があります。
睡蓮開花太陽のほか触るるなし  節子
これは睡蓮の花が開いたところです。
作者のざわ・せつこの紹介は、2005年3月9日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・横須賀では、朝方、5時48分に大雨・洪水警報が発令されました。これが発令されるといわゆるゲリラ豪雨が来るとか。さて、相模原の障害者殺傷事件の犯人は、「事件を起こせば皆が幸せになる」とうそぶいています。自分のやったことを身勝手に正当化する、異常ですね。

投稿者 m-staff : 2016年08月02日 09:16

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