[2016年08月07日]

彼の女今日も来て泣く堂の秋

河野静雲(1887〜1974)

堂の秋が秋の季語。秋、高秋、素秋、白秋、白帝、金秋、三秋、九秋なども同意の季語です。
暦の上で秋になりましたね。立秋から立冬前日までを秋とするのは陰暦にならったもので、陽暦では、8月、9月、10月に当たります。秋の風情は、悲哀感と清涼感が中心、三秋は、初秋、仲秋、晩秋の総称。九秋は、秋の90日間を言います。
この句の作者はお坊さん。福岡市にある時宗寺の生れ、湘南藤沢の遊行寺で修行後、宮城県亘理の住職。のちに俳人たちの喜捨を得て大宰府に花鳥山仏心寺を創建しました。
作者の背景を考えると、まことに日常がうかがえると言うものです。
「彼(か)の女」が効いていますね。
今日は、立秋。
作者こうの・じょううんの紹介は、2008年4月2日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・リオ五輪がスタート。甲子園の高校野球大会が開幕。昨日は、田中先生を偲ぶ会の懇親会が節目の10年とあって大いに盛り上がりました。

投稿者 m-staff : 2016年08月07日 09:50

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