[2016年08月10日]

秋暑し榎枯れたる一里塚

川端茅舎(1897〜1941)

秋暑しが秋の季語。残暑、残る暑さ、秋暑、秋の暑さなども同意の季語です。
8月7日の立秋以後の暑さを言います。俗に、「暑さ寒さも彼岸まで」と言い伝えられているように、秋の彼岸が過ぎると猛暑は嘘のように静まって涼しくなります。一度身体で感じた涼しさは、ぶり返す残暑中では盛夏以上につらく感じますね。
この句では、秋になって、一里塚に植っている榎が枯れてしまった光景を句にすることで、一層秋の暑さを感じますね。
一里は約4キロ、昔は一里ごとに塚が設けられて旅人の霊を慰めるに大事な役割を持っていました。
作者かわばた・ぼうしゃの紹介は、2005年2月15日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・猛暑が続いています。熱中症に気を付けてください。特に水分補給に気を付けなくてはなりませんね。

投稿者 m-staff : 2016年08月10日 09:18

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