[2016年08月19日]

をとぎり草瀬音たかまる岩の影

山田みづえ(1926〜2013)

をとぎり(弟切)草が秋の季語。薬師草も同意の季語です。
弟切草が咲くのは、夏から秋への転換期で、秋の花としては最も早く見かけますね。オトギリ草科の多年草。高さが50センチほどで山野の日当たりの良い所で育ちます。茎の先端に2センチほどの黄色い五弁花が集まって咲きます。日中にだけ咲く花で、次々に咲くので見ごたえがあります。名前の由来は、昔、狩人が鷹の傷の秘薬であるこの草のことを他人に漏らしたとして、その弟を殺したという伝説から来ています。実際には吐血剤に使われました。
この句風景は、山中の川の岩の影で、瀬音を聞きながら咲いている花の溜息が聞こえてくるようですね。
作者やまだ・みずえの紹介は、2005年2月12日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・リオ五輪。バドミントン女子ダブルスは、高橋・松友組がデンマークペアに苦戦しながらも劇的な逆転勝利、これぞ金メダル。女子レスリングの吉田選手は、頭ではわかっていても身体が言うことを聞かない、身体と心が遊離状態。レスリングのほかに色々なことで時間を取られ過ぎましたね。

投稿者 m-staff : 2016年08月19日 10:00

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