[2016年08月23日]

白昼の闇したがへて葛咲けり

松村蒼石(1887〜1982)

葛(くず)が秋の季語。葛の葉、葛の花、真葛、真葛原なども同意の季語です。
葛はどこにでも生えていますね。山の葛、野の葛、川原の葛など、その場所によって趣が変わります。
マメ科の蔓性多年草。繁殖力が旺盛で、3枚に分かれた大きな葉をつけてたちまち草原をおおい、あるいは藪や樹木を這い上がります。大きな葉に隠れがちですが、10センチほどの花穂を立てて、紅紫色の花が下から咲きます。優しく控えめな印象の花ですね。
この句は、一見地味な花と大きな葉が3枚、昼間の明るさの影の闇にたくましくはびこっている葛の強さがよくわかります。
今日は、処暑。24節気の一つで立秋から16日目。暑さが止み、新涼の間近い日を言います。
作者まつむら・そうせきの紹介は、2006年9月23日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・リオ五輪閉会式で東京五輪をPRした8分間のプレゼンテーション、
とてもよくできていましたね。安倍首相のスーパーマリオなぞは秀逸。海外のメディアの評判もいいようです。

投稿者 m-staff : 2016年08月23日 09:52

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