[2016年08月27日]

通草蔓ひつぱつてみて仰ぎけり

深見けん二

通草(あけび)が秋の季語。通草の実、通草蔓なども同意の季語です。
散歩道のある家の駐車場の天井には、毎年、通草の実がたくさん垂れていて目を楽しませてくれます。先日、覗いてみたところ、今年は不作のようで少ししか生っていませんでした。
アケビ科の蔓性落葉低木。秋になると淡い紫色の実が生って、熟れると淡い茶色になり、厚い皮が割れて白い果肉がのぞきます。黒い種子はやわらかく甘いので、昔は人気がありました。昔は、子どもたちが山道で熟れた実を見つけると大喜びしたものですね。今は栽培したものがスーパ―などでも売られています。
この句は、通草の蔓が繁茂しているので引っ張って実を見つけるのに苦労すると詠っています。
作者ふかみ・けんじの紹介は、2005年3月31日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・台風10号の動きに大注目ですね。いまは沖縄県の大東島付近ですが、30日ごろには関東圏に押し寄せそうな予報が出ています。お気を付けください。

投稿者 m-staff : 2016年08月27日 09:40

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