[2016年08月28日]

面倒臭さうなる桜紅葉かな

川崎展宏(1927〜2009)

桜紅葉が秋の季語。
横須賀市西公園の野球場の周りの桜並木がぽつぽつと色づいてきました。25本ほど並んでいるのでまるで競うかのようです。
桜は、他の木々がまだ緑の内に、色づいた葉が散り始めます。まだ暑さの残るうちに秋を告げて、夏の暑さにいささか疲れたような感じがしますね。秋の「桜紅葉」はほかの木より早く始まり、あっけなく散るはかない印象がありますね。楓などの華やかな紅葉と違って、茶色や赤色の沈んだ色合いが一抹の悲哀や無常を感じさせてくれます。
この句はそのような桜紅葉を現代的に「面倒くさい」と表現していますね。
作者かわさき・てんこうの紹介は、2006年2月21日を参照。
(出典:辻 桃子著「俳句の草木」、創元社、2003年刊)
・昨晩は、ベランダから花火を見ました。これが終わると秋が少しずつ深まります。風が強く吹いています。台風10号の影響が出始めました。

投稿者 m-staff : 2016年08月28日 09:39

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