[2016年08月29日]

赤ままにとぎ汁ほそく流れくる

飴山 實(1926〜2000)

赤ままが秋の季語。赤のまんま、赤のまま、犬蓼(いぬたで)なども同意の季語です。
野原や道端などいたるところで見かけるタデ科の1年草。高さは30センチほどで。紅色の粒上の小花を穂状に付けます。また、つぶつぶに見える赤い花が祝い事に用いられる赤飯に似ていることから「赤のまんま」と言われていますね。ままごと遊びでも赤飯に見たてられます。
犬蓼という別名は、柳蓼(やなぎたで)が特有の辛みを有し、芽生えを刺身のツマにするのに対して、辛みも無く利用価値がないところから付けられました。
この句の「とぎ汁」は、米などを研いだ時に出る白く濁った水のことを言います。赤ままにとぎ汁ですから、付きすぎですが、情景がよくわかりますね。
作者あめやま・みのるの紹介は、2007年6月27日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・台風10号が30日に北日本や関東に進んでいます。雨や風が強くなってきました。外出を控えてじっと我慢するしかありませんね。最大瞬間風速は50〜60メートルとか、信じられませんね。

投稿者 m-staff : 2016年08月29日 09:21

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