[2016年08月31日]

頑なに生きて今年の良夜かな

榊原風伯

良夜が秋の季語。良宵、佳宵なども同意の季語です。
俳句では、特に十五夜のことに用いられて、十三夜のことに用いられることもあります。月の良い夜のこと。「徒然草」に「良夜」が登場し、中国の蘇東坡(そとうは)の「後赤壁賦」に同じく「良夜」が引かれています。
月の綺麗な夜、この句の「頑なに生きている」のは誰でしょうね。それは筆者、きっと日常の中で思うに任せぬことがあり、ああ自分は頑なだなあ、と慨嘆しています。どなたにでもある日常の一コマを句にしてみました。
今日は、二百十日。台風襲来時期ですから厄日とも言いますね。
さて「YouTube」によるクラシックの全曲視聴は、7月のこの欄で147人目のミヒャエル・ハイドンでした。その後、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ、ヨハン・クリスチャン・バッハ、パッへルベル、パデレフスキ、バーンスタイン、ブゾーニ、プフィツナー、ペンデレッキ、そして現在は156人目のフランク・マルタンまで来ました。この試みはまだ続きます。しかしながらもうそろそろゴールが見えてきました。
(出典:俳誌「炎環」、2014年11月号より)

投稿者 m-staff : 2016年08月31日 09:19

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