[2016年09月01日]

万巻の書のひそかなり震災忌

中村草田男(1901〜83)

震災忌が秋の季語。震災記念日、関東大震災忌、防災の日なども同意の季語です。
9月になりましたね。今年もあと4か月。
今から93年前のこと。1923(大正12)年9月1日、午前11時58分、相模湾西部を震源とする大地震が関東地方を襲いました。東京の死者、行方不明者は14万2000人をこえ、全焼焼失57万5000戸を数え、甚大な被害をもたらしました。これにより、日本は様々な改革をもたらしました。今では、東京、横浜など各地では、この日を防災の日として特に見直されていますね。
この句は、震災忌の日は、万巻の多くの書物もひそやかに亡くなった人を偲ぶと詠っています。
作者なかむら・くさたおの紹介は、2005年1月23日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・台風10号は、北日本各地で悪さをして消えてしまいました。また次の台風らしき雲が現れているようです。異常気象が続きます。お気を付けください。

投稿者 m-staff : 2016年09月01日 09:11

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