[2016年09月09日]

重陽や椀の蒔絵のことごとし

長谷川かな女(1887~1969)

重陽が秋の季語。重九、菊の宴、菊の節句、菊の日、今日の菊、菊
の酒、重陽の宴なども同意の季語です。
陰暦9月9日の節句で、9の数は陽とされ、その9の重なる日を昔から宮中を中心に祝いました。これを重陽の宴といい、この日は、高い丘に登り、菊花酒を飲み、邪気を払いました。また、1月7日、3月3日、5月5日、7月7日とともに五節句と言われています。今ではそのようなことはなかなか見られなくなりましたね。
この句は、重陽の宴に出されたお椀の蒔絵がことごとし(事々し)と歌っています。作者にとっては、ちょぴり大げさに見えたのでしょうね。
作者はせがわ・かなじょの紹介は、2005年7月30日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年
刊)
・パラリンピックに出場している選手たちを見ていると胸が熱くなります。五体の一部が不自由にもかかわらず懸命に努力をしている姿を見ると感動しますね。

投稿者 m-staff : 2016年09月09日 09:31

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