[2016年09月14日]

荻の葉に折々さはる夜舟かな

内藤鳴雪(1847~1926)

荻の葉が秋の季語。荻、荻よし、荻の声。海萱、風待草、風聞草、寝覚草、たはぶれ草、とはれ草、浜荻なども同意の季語です。
薄より大形ですが、よく似ていて見分けがつきません。荻は野山にはなくて、川岸や湿地に生えていますね。イネ科の多年草。葉が広く。高さは2メートルほどにもなります。茎の頂には長さ30センチから40センチほどの淡い紫色の花穂を出して、やがて絹白色になります。細長い葉が風に鳴るので「荻の声」と言い、古くから和歌に詠まれてきました。荻は漢名。
この句は、沼か湖に係留されている夜舟に荻の葉が時折触って絶妙な音がしていると詠っています。
作者ないとう・めいせつの紹介は、2007年1月1日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・アジアにまた紛争の火種が。フィリピンのドゥテレテ大統領はアメリカから離反して中国に急接近。南シナ海での対中国戦略が破綻しそうですね。

投稿者 m-staff : 2016年09月14日 09:13

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5690