[2016年09月22日]

吾が影を踏めばつめたし草紅葉

角川源義(1917~75)

草紅葉が秋の季語。草の紅葉、草の錦、水草紅葉なども同意の季語です。
秋も深まると楓や櫨(はぜ)のような木々と同じように、生い茂っているさまざまな草も葉の色を変えますね。場所は湿地や野山に限ることはなく、道端の草、庭の草であっても限りません。かえって身近な草の細やかさの変化にこそ趣があります。
この句は、病に倒れた作者の心境を映し出しているように思えます。自分で自分の影を踏むなどの行為は、他人から言われてみなければ気づくことはありません。そこを作者はわざわざ取り上げてそれを「つめたし」と表しています。何という境涯でしょうね。
今日は、秋分の日で秋彼岸の中日。
作者かどかわ・げんよしの紹介は、2005年3月24日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・高速増殖炉「もんじゅ」は、安全管理上や費用対効果で問題が
あり、何がなんでも廃炉にすべきでしょうね。対応が遅いくらいです。

投稿者 m-staff : 2016年09月22日 09:56

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