[2016年09月24日]

雨ためて竜胆花を覆へす

前田普羅(1884~1954)

竜胆(りんどう)が秋の季語。笹竜胆、深山竜胆、筆竜胆なども同意の季語です。
リンドウ科の多年草。茎先に紫色の花を上向きに5~6個上向きに開きます。
竜胆は、山野の日当たりのよいところに自生していて、仲秋から晩秋にかけて咲きます。この花は日が当たると開いて、雨や曇天、日が暮れると閉じますね。根が苦く、竜の肝のようだとして竜胆という名前が付きました。この根は漢方薬で主に健胃剤として使用されます。竜胆は種類も多く、切り花栽培が盛んです。
この句は、咲いている竜胆の花を、秋の雨がたまって覆(くつがえ)すとただそれだけの光景を句にしていますが、情景が良く分かりますね。
作者まえだ・ふらの紹介は、2005年2月5日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・今日は秋のお墓参り。相模原の橋本へ行き、そのあと調布という大旅行? 天気が心配です。

投稿者 m-staff : 2016年09月24日 08:54

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