[2016年09月29日]

寺掃けば日に日に深し秋の声

中川宋淵(1907~84)

秋の声が秋の季語。秋声も同意の季語です。
秋はまことに清澄な季節なればこそ、すべての物音に耳は敏感に反応しますね。遠くの物音でも耳は拾ってしまいます。ちょっとした風の葉擦れの音、木の葉に当たる夜更けの雨の音、何もかも、心が内に向かう季節のふさわしく感じます。句によっては具体的な物音を指さない場合もありますが、秋の気配をとらえて秋の声ということもありますね。
この句の作者は、毎日の修行にお寺の周りを清掃しています。作者は、禪の高僧でアメリカに国際山大菩薩禅堂を建立し、静岡県三島の龍澤寺の住職を長く勤めました。
作者なかがわ・そうえんの紹介は、2005年3月14日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・パリーグの日本ハムは、大谷投手の快投でリーグ優勝。それにしても二刀流が板についてきましたね。これからどのような選手になるか楽しみです。

投稿者 m-staff : 2016年09月29日 09:18

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