[2016年10月01日]

草紅葉うつくしければまた歩く

倉田紘文(1940~2014)

草紅葉が秋の季語。草の紅葉、草の錦、いろづく草なども同意の季語です。
10月になっちゃいましたね。秋も深まってくると山野の草々は、さまざまに色づきます。樹木の紅葉と違った静かな風情を「草の錦」と言って古人は愛しみました。なかでも、おとぎりそう、おかとらのお、とうだいぐさなどは特に美しく感じます。全体には小さくて目立ちませんが、荒れた感じや哀れさが伝わってきますね。大根畑の路傍にもよく見られます。
この句は、路傍の草紅葉が美しければ、歩く気持ちが一段と高まり速まると詠っていますね。身近な草の細やかな変化に趣を感じています。
今日は、衣替え、赤い羽根共同募金開始日。
作者くらた・こうぶんの紹介は、2009年3月24日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・10月はアメリカの大リーグ、日本のプロ野球の優勝をかけて各チームが熱戦を繰り広げます。愉しみな月です。現在、ダルビッシュ投手が7勝目なるかというピッチングをしています。

投稿者 m-staff : 2016年10月01日 09:31

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