[2016年10月18日]

肌いたきまで秋冷の深山空

原 裕(1930~99)

秋冷が秋の季語。冷やか、冷ゆ、下冷え、朝冷え、夕冷えなども同意の季語です。
夏から秋へ、そして冬へ。朝晩の空気がひんやりとしてきましね。
直に畳に座ったり、壁や物に触れたりするとちょっぴり冷たさを感じます。たとえば、季語の「新涼」は肌に感ずる涼しさで、「冷やか」は肌に感じる冷気ですが、秋はそれだけ深まったことになりますね。秋も深まってくると、冷やかさはより一段と強くなります。
この句では、秋冷のころの山に入れば、肌が痛く感じ、深山の空はしんと冷えているような思いがしてくると詠っています。
今日は、東京浅草寺菊供養。
作者はら・ゆたかの紹介は、2006年6月4日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・ノーベル財団は、いまだにボブ・ディランと連絡が取れないと悲鳴を上げています。今年の12月に授賞式に出席できるかどうかが危ぶまれています。出席し記念講演を行わなければ賞金は授与しないそうです。ディランの真意はさてどこにあるのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2016年10月18日 09:19

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5724