[2016年10月27日]

井のそこに沈み入りけり桐一葉

正岡子規(1867~1902)

桐一葉が秋の季語。一葉、一葉落つ、一葉の秋、桐の秋なども同意の季語です。
桐の葉が秋の訪れともに、風の如何にかかわらず、ふわりと舞い落ちます。古く中国の古典「淮南子(えなんじ)」に「桐一葉落ちて天下の秋を知る」からこの季語は生まれました。
この作品は、子規の唱えた「写生論」を代表する出来となっていますね。
作者は、桐一葉に着目し、井戸には釣瓶もあり、桐の大木もあり、広がる秋空もある中から桐一葉にスポット当てて描写していますね。その描写に成功したときに、この一句は、桐一葉のまわりに存在している秋の光や風までも伝えてくれます。
今日から読書週間。やはり涼しくなって本を読むことが多くなりました。
作者まさおか・しきの紹介は、2005年1月20日を参照。
(出典:夏井いつき著「子規365日」、朝日新書、2008年刊)
・日本シリーズ、北海道と広島の戦いは2勝2敗になりました。どちらが先に王手をかけるか見もの。このシリーズの行けは、日本ハムがジョンソン投手を攻略できるかどうかにかかっています。

投稿者 m-staff : 2016年10月27日 09:31

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