[2016年10月28日]

行く秋や風白うして象あり

北原白秋(1885~1942)

行く秋が秋の季語。秋の果、残る秋、去る秋、秋の別れ、秋の行方、秋去る、秋過ぐなども同意の季語です。
秋の季節が終わることを言います。
まるで北原白秋の雅号を象徴しているような句ですね。ちなみに本名は隆吉。短歌や詩を投稿したころから用いましたが、この句では晩秋の風に何かを見ようとしています。中国の五行思想では、秋に白を配して、白秋、素秋、素節と言いました。これは無色透明、日本では「色無き風」がそれにあたります。すなわちこれが「白秋」で、その中に「象(すがた)あり」とするのはよくわかりますね。
作者きたはら・はくしゅうの紹介は、2012年10月30日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・昨晩の日本シリーズ第5戦は劇的な幕切れ。予想通り「内弁慶」の両チーム、広島が広島で2勝、札幌が札幌で3勝。この勢いで札幌が広島で勝てるでしょうか。死に物狂いになる広島、そこをどのように大谷投手が抑え込めるか、彼の右腕にかかっています。結果は神のみぞ知るですね。

投稿者 m-staff : 2016年10月28日 09:20

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