[2016年10月29日]

風下の人呼んでをり冷まじき

松澤 昭(1925~2010)

冷(すさ)まじきが秋の季語。秋すさぶも同意の季語です。
秋の深まるころの寒さを言います。もともとの意味は「荒ぶ」「すさむ」であり、勢いのままに荒れて衰えるという意味。期待や熱意が冷えてしまうこと、白けた気分になることですね。時期はずれ、場違い、興ざめのことを指して言いました。鎌倉時代になると予期しない寒さや冷たさ、例えば隙間風の寒さ、杯に残った酒の冷たさなどにも用いられました。
ここでは気象現象として、厳しい冷たい風の吹いている風下から、人が作者を呼んでいるときに「冷まじ」を使い、臨場感を伝えてくれていますね。
作者まつざわ・あきらの紹介は、2007年1月20日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・日本シリーズ第6戦は、広島・野村、日本ハム・増井の投げ合い。大谷は日本ハムが勝っていれば最後の抑えに登板。負けていれば次の第7戦の先発のようです。ところで韓国の朴大統領は国家機密の漏洩問題で窮地に追い込まれ、早晩、辞任するかもしれませんね。

投稿者 m-staff : 2016年10月29日 09:41

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