[2016年11月02日]

末枯や影をもつもの持たぬもの

高木晴子(1915~2000)

末枯(うらがれ)が秋の季語。末枯るるも同意の季語です。
晩秋になると、木や草が枝の先や葉の末の方から枯れ始めることを「末枯」と言います。その兆しが見え始めることで、やがて来る冬のさみしさを感じさせてくれますね。冬の「枯野」よりも、もっと微妙な季節の移り変わりは、人々の心のありように影響を与えてくるようです。
この句では、日の当たるところと当たらないところでは、影の存在が見事に分かれます。それをこの季語はすっぱりと表しています。なかなか味わいのある句ですね。
作者たかぎ・はるこの紹介は、2006年3月31日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・11月3日が「ビデオの日」に。映画や音楽のDVDなどの映像ソフトの売り上げが低迷する中で、市場の活性化を図ることが目的です。映画産業がテレビ産業に変わられたように、ビデオはネット産業に変わられようとしていますね。これが時代の流れというのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2016年11月02日 09:16

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