[2016年11月08日]

葱買うて枯木の中を帰りけり

与謝蕪村(1716~83)

葱が冬の季語。根深、深葱、葉葱、ひともじ、葱(き)なども同意の季語です。
葱は、中国西部あるいはシベリアが原産と言われるユリ科の多年草。日本では10世紀までには伝えられたと言われ、古くから各地で栽培されて、利用法の広い大事な野菜となりました。古くは「キ」と呼ばれ、それから「ひともじ」と言います。葱は、「根葱」の意味と考えられます。関東では根元に土を寄せて、白葱に育てます。それで「根深」と呼ばれますね。
この句の意味は、荒縄で縛られた一束の葱を買って、寒々とした枯木の中を通って家に帰ったというものです。「買うて」と表現するのは関西ですね。
作者よさ・ぶそんの紹介は、2005年2月19日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・大手広告代理店の電通は、長時間労働による過労問題で摘発されました。これに類する多くの企業の総務部は、戦々恐々としていることでしょうね。厚生労働省は、徹底的に悪しき風習を是正するべきです。

投稿者 m-staff : 2016年11月08日 09:18

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5751