[2016年11月21日]

冬青空わが魂を吸ふごとし

相馬遷子(1908~76)

冬青空が冬の季語。冬の空、冬空、冬天、凍空、寒天、寒空、幽天なども同意の季語です。
冬の空は、太平洋側と日本海側とでは大きく違います。太平洋側では一片の雲のない青空の日が続きますが、日本海側では、雪や時雨の、低く重い曇天の日が続きます。したがって日本の冬空を特徴づけるのは冬の季節風でしょうね。西高東低の気圧配置は、大陸の大気が南下して広がってゆき、風は等圧線にほぼ平行に吹きます。
この句のように、冬の青空が決まった時は、自らの魂まで空に吸い寄せられたのではないかと思わざるをえないと作者は慨嘆しています。
作者そうま・せんしの紹介は、2005年5月2日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・ベランダから雪をかぶった富士山が見えます。20日に、9合目付近で登山をしていた男性2人が滑落。18歳の大学生は死亡。まだ行方の分かっていない64歳の男性を捜索。このような事故は毎年くりかええされますね。探す人たちは大変ですよね。

投稿者 m-staff : 2016年11月21日 09:35

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