[2016年11月26日]

淋しさの底抜けて降るみぞれかな

内藤丈草(1662~1704)

みぞれ(霙)が冬の季語。霙るるも同意の季語です。
24日は、勤労感謝の日の次の日、まさかの雪で働く人はびっくりしたことでしょうね。霙も降りました。
霙は、雪と雨が混じり合って降るものを言います。雪が降るときに地表に近いところの気温が高いと。雪の一部が解けて、冷たい水滴になって、雨まじりの雪となります。降り始めが霙で次第に雪なるのが普通ですね。24日も見ていると霙から雪なりました。
雪やあられのような華やかさはありませんが、それだけに複雑な心境などと取り合わせて、この句のような表現が生まれます。そこを抜けるほどの淋しさ中を霙が降っているとはまことにうまい句ですね。
作者ないとう・じょうそうの紹介は、2010年6月15日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・年金制度改革法案、つまり年金抑制法案は、25日の衆院厚生労働委員会で簡単に可決されました。TPP法案に続く強行採決。以前の自民党、公明党の数で押し切る傲慢さに戻りましたね。国会内に霙が降っています。

投稿者 m-staff : 2016年11月26日 09:18

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