[2016年12月02日]

牡蠣食つて漫才夫婦相黙す

安住 敦(1907~88)

牡蠣(かき)が冬の季語。石花(かき)、真牡蠣、板甫牡蠣(いたぼがき)、酢牡蠣、牡蠣田なども同意の季語です。
イタボガキ科に属する二枚貝の総称。形は不揃いな長三角形で、一枚の底の深いほうの殻で岩についています。もう一枚の殻は平たく蓋のようになっています。9月から4月、特に寒い間が旬で、手鉤で取り、生食、酢の物、鍋物、フライ、牡蠣飯などにして食べます。味が良く、グリコーゲンなどの栄養価にあふれていますね。江戸時代に安芸で養殖が始まり、その後松島湾、伊勢湾、的矢湾、有明海、浜名湖などに広がりました。
この句では、漫才のような夫婦がそれまで口角泡でしゃべくっていたのが牡蠣を食べ始めると、とたんに黙ってしまうという面白さに魅かれます。「黙(もだ)」と読みます。
作者あずみ・あつしの紹介は、2005年2月28日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・東大と筑波大は、スーパーコンピュータの計算速度が神戸の理化学研究所の約2.2倍の「オークフォレスト・パックス」を発表。最大で1秒間に約2京5000兆回(京は1兆の1万倍)。これでも世界では計算速度が6位、大気シミュレーションや素粒子の研究に使われるそうです。

投稿者 m-staff : 2016年12月02日 09:43

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