[2016年12月08日]

冬の風人生誤算なからんや

飯田蛇笏(1885~1962)

冬の風が冬の季語。北風、朔風、寒風なども同意の季語です。
今日は、75年目を迎えた太平洋戦争開戦日。
5日、安倍首相は米国ハワイ・オワフ島を26日、27日に訪問し、オバマ大統領とともに真珠湾を訪れると発表しました。目的は日本軍が太平洋戦争の戦端を開いた攻撃による犠牲者を慰霊するためと言われています。日本現職の首相が真珠湾を訪れるのは初めてです。これは5月にオバマ氏が現職大統領として初めて広島を訪問したことを評価した上でのこと。
75年を経て、いまや世界でも珍しい同盟関係を結ぶ国同士、地下の英霊はどのように感じていることでしょうね。
この句の冬の風は、強い北風で、顔も向けられないほど吹にき、涙や鼻水が出て歩行が困難になる風速10メートル以上に及ぶ暴風を想像してしまいます。まことにそのようなつらいときは我が人生は誤算ではあるまいかと思ったりしますね。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・ハワイの真珠湾では、アメリカ軍の退役軍人らが参列して犠牲者2400人を追悼する慰霊式典が行われました。一方で、日本側から見れば、終戦前の8月6日に広島への原爆投下は濃縮ウラン型、8月9日の長崎へはプルトニュウム型が投下され、合わせて21万5千人がなくなったことを思い出します。これは人体実験ですね。戦争絶対反対。

投稿者 m-staff : 2016年12月08日 09:56

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