[2016年12月09日]

冬木中一本道を通りけり

臼田亜浪(1879~1951)

冬木が冬の季語。冬木影、冬木道、冬木宿なども同意の季語です。
近くの横須賀市西公園のテニス場と野球場の間には、20本ほどの欅並木があり、いまはすっかり葉を落として悄然と立っています。
俳句では、常緑樹も落葉樹も冬になると「冬木」と呼ばれます。普通、落葉樹のほうが俳句に詠まれやすいのですが、常緑樹もけして夏や春とは違って見えますね。そのあたりに面白さがあります。一本の木をとらえるのと同時に木立の風景も捨てがたい味があり、すっかり葉を落とした樹木は、冬木よりも印象が鮮明です。
この句は、冬木の木立の中に、真っすぐ一本道があるというだけですが、まるで人生の並木道のようですね。
今日は、障害者の日。
作者うすだ・あろうの紹介は、2005年5月31日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・今日は何といっても韓国の朴大統領弾劾議案の採決が行われます。大統領の進退問題は最大の山場を迎えますね。このような政治の混乱は、かつての軍人によるクーデタの心配はないのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2016年12月09日 09:32

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