[2016年12月19日]

奥へ奥へ夕日を送り山眠る

大野林火(1904~82)

山眠るが冬の季語。眠る山も同意の季語です。
書斎から見える裏の武山は、鳥の声もなく静かなものです。季節によって山の表現は変わりますね。春は「山笑う」、秋は「山装う」、そして冬は「山眠る」と表します。これは、静かに枯れて動きのない状態を言います。この季語は「臥遊録(がゆうろく)」にある「冬山惨淡(さんたん)として眠るが如し」からとっています。
この句は、山が冬の夕日を山の奥へ奥へと送ってゆく様子を表現しています。
同じ作者に次の句があります。
雪嶺を点じ山々眠りけり   林火
山々に雪が降って、まるで山が眠っているように見えると詠っています。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・横浜で行われたサッカーのクラブW杯は、レアルマドリードが延長の末、4対2で鹿島アントラーズを破り優勝しました。面白い試合でしたね。鹿島の奮闘に拍手。鹿島を日本代表チームにして、そっくり今の代表たちと入れ替えをしたらいかがでしょうか。

投稿者 m-staff : 2016年12月19日 09:24

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