[2017年01月02日]

はつゆめの半ばを過ぎて出雲かな

原 裕(1930~99)

はつゆめ(初夢)が新年の季語。獏枕(ばくまくら)、初枕なども意の季語です。
今日は、初荷、書初め、皇居一般参賀、箱根駅伝など盛りだくさん。
初夢は、元日から二日にかけて見るものですね。それによってその1年の幸福を得たいという願望が込められています。昔は、大晦日から元日にかけても初夢と言ったそうですが、大晦日から元日にかけては夜更かしをすることが多いもで、現在では二日の夜に見る夢を初夢と呼びます。初夢に見る吉夢は、「一富士二鷹三茄子」が喜ばれます。これを見るために宝船や獏の絵を枕の下に置いて寝る風習がありました。
この句の作者の師は出雲出身の原 石鼎。後継者に見込まれて原家の養子となって「鹿火屋」を継承。その縁で出雲に深く関心を持ち、出雲を仲立ちにして師を理解します。そのような関係で初夢に出雲が出てきたのでしょうね、
作者はら・ゆたかの紹介は、2006年4月4日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・箱根駅伝往路、いま朝9時過ぎ、横浜市内を選手は走っています。今年も青山学院が優勝するのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2017年01月02日 09:24

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