[2017年01月10日]

山草の行き来に触るる一葉あり

石川桂郎(1909~75)

山草(やまぐさ)が新年の季語。歯朶(しだ)、裏白、諸向(もろむき)、歯朶飾るなども同意の季語です。
歯朶は、新年の飾りにする習慣がありますね。隠花植物のひとつ。正しい名前はうらじろ。しだ、もろむき、ほなが、へで、やまぐさなどの古名や方言があります。暖地の山野に自生する多年草。葉は羽状に分かれ、表は艶やかな緑色、裏は白色なので「裏白」の名があります。夫婦共白髪の長寿になぞらえて、また二葉が相対するのを「諸向」と言い、夫婦和合の象徴としました。また常緑のまま繁栄を続けてゆく性質を縁起に、新年の飾りにする習慣になりました。歯朶の歯は齢(よわい)、朶は枝で、齢を伸ばすという意味があります。
この句は、山の道を通るときに、いつもひょいと触る歯朶の葉がある、と詠っています。私も散歩で裏山に登った時に、歯朶の葉を見つけて触りたくなりましたね。
作者いしかわ・けいろうの紹介は、2006年2月8日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・警察庁の調べでは、おととし1年間に起きた75歳以上のドライバーによる死亡事故で、運転していた本人が死亡した割合は、これまでの2倍以上になっていることがわかりました。事故にあわないようにするためには、なるべくそのような車に近づかないようにするしか方法がありませんね。私は、運転免許証を持ったことはありません。

投稿者 m-staff : 2017年01月10日 10:00

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