[2017年01月12日]

松とれてながく怠けし頭を叩く

能村登四郎(1911~2001)

松(取)とれてが新年の季語。松納、門松取る、松送、松引くなどが同意の季語です。
「松取る」は、門松や注連飾りを取り払うことで「松納」に同じです。関東地方では正月の6日ですが、我が家では7日にしまいました。土地によって日はまちまちですね。松が取れるまでの期間は1週間ないし2週間ですから、この句のあるように「ながく怠けし」というほどではありませんが、そこが正月というものの特別なところで、単に日数だけではないお休みの気分があります。そこで作者は「頭(ず)を叩く」ということになりました。作者は学校の先生でしたから、そろそろ授業が気になりだしたのでしょうね。
この句は、1992(平成4)年刊行の句集「長嘯(ちょうしょう)」に所収されています。
作者のむら・としろうの紹介は、2006年8月20日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた1」、岩波新書、1994年刊)
・トランプ次期大統領の記者会見を見ました。よくこのような人をアメリカは選挙で選びましたね。相変わらずの強がりぶりで、アメリカはこの後どのような国になるかさっぱりわかりません。

投稿者 m-staff : 2017年01月12日 10:03

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