[2017年01月17日]

焼跡に透きとほりけり寒の水

石田波郷(1913~69)

寒の水が冬の季語。寒水、寒九の水なども同意の季語です。
寒中の水は、特に冷たく感じますね。それは冷たいうえに清らかで何か神秘的な力が宿っているように思われるます。健康を維持するのに飲むのはもちろんですが、お酒造りにも欠かせません。さらに布をさらしたり、化粧水を作ったりしますね。
この句は、戦後の焼跡の中で、他を圧倒して寒の水が透き通って見える、と詠っています。
さて今日は、阪神淡路大震災から22年目。
1995(平成7)年1月17日午前5時46分、神戸市、淡路島を中心に
M7.2の大地震が起き、死者6430余の命を奪い、約25万棟の家屋を
全半壊させ、都市基盤を麻痺させるという大惨事に遭遇しました。直
下型地震の脅威が如実に示されましたね。日本列島は絶えず大地の震動に脅かされています。
作者いしだ・はきょうの紹介は、2005年2月13日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・日本海側では大雪で生活がままならないようですね。これからまだ雪は降るようです。どうぞお気を付けください。野沢温泉村のスキー場で行方の分からなかったオーストラリアの4人は無事でしたね。

投稿者 m-staff : 2017年01月17日 09:57

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