[2017年01月21日]

焼薯の車に寒さつきまとふ

百合山羽公(1904~91)

焼薯(やきいも)が冬の季語。焼芋、西京焼、ほつこり、石焼いも、壺焼、大学いも、焼薯屋なども同意の季語です。
昔、日本橋あたりの会社に勤めていたころは、千葉ナンバーの焼薯屋さんが来ていましたね。
焼いた薩摩薯のこと。焼薯には、いろいろな種類があります。焚火の灰の中に入れて焼く焼薯、囲炉裏であぶる焼薯、壺の中に入れて蒸し焼きにする焼薯、窯の中に小石を入れ、芋を丸のまま入れて焼く石焼薯、芋の皮をむき、一定の厚さに切り、塩とゴマをふりかけ、鉄板で焼く関西の焼薯などです。
この句では、焼薯屋の車を寒さが追いかけて来ると直截に表現し、その雰囲気を伝えてくれます。
今日は、初大師。弘法大師が亡くなった日に因んで各地でお祭りがあります。
作者ゆりやま・うこうの紹介は、2005年12月17日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・今日は、横浜で今年初めての句会。トランプ大統領の右手ひらひらのつまらない演説、アメリカ人もつらいね。

投稿者 m-staff : 2017年01月21日 08:38

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