[2017年01月22日]

寒鯉はひそみ水鳥はしやぎをり

今井つる女(1897~1992)

寒鯉が冬の季語。寒鯉釣、凍鯉、冬の鯉なども同意の季語です。
大寒を過ぎていよいよ寒さの厳しい季節ですね。そのような時期に、いつもは元気な池や沼の鯉は冬には冬眠すると言い、水底の泥にもぐってじっと潜んでいます。これを釣り上げて食べれば肉は脂がのっておいしいと言いますが、なかなかそのような機会はありません。
このような光景に元気の良いのが「水鳥」でしょうね。水上と水面下での動と静をまとめたのがこの句。写生に徹して作り上げた作者の眼に確かさを感じます。作者は高浜虚子の姪。
作者いまい・つるじょの紹介は、2006年10月17日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・スキー女子ジャンプの第10戦、伊藤が優勝、高梨僅差で2位。大相撲は稀勢の里が初優勝、今は亡き隆の里が喜んでいることでしょうね。今日、白鵬に勝てば横綱でしょう。

投稿者 m-staff : 2017年01月22日 09:48

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