[2017年01月24日]

凍る断層黄河文明起りし地

長谷川素逝(1907~46)

凍るが冬の季語。氷る、凍(い)つ、冱(い)つ、凍(し)むなども同意の季語です。
作者は兵士として、戦前、日中事変で大陸に渡り、病のためにまもなく内地に送還されました。戦地にあって苛烈な戦場句は、俳誌「ホトトギス」の巻頭をしばしば飾りました。
この句にある「黄河」は、中国第2の大河、流域は、中国古代文明発祥の地と言われています。黄河は、悠然として流れ、断層の絶壁の眺めは素晴らしく、名勝の地。ここで言う「凍る断層」の底に秘められたものは何でしょう。景色を詠った句ですが、永遠のロマンを感じさせてくれますね。
今日は、初地蔵。東京巣鴨とげ抜き地蔵の大祭。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005年10月1日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今朝は、富士山を中心に、右は丹沢山系、左に箱根連山、その左に伊豆山脈がくっきりと見える快晴の天気。相模湾は冬なぎ状態です。

投稿者 m-staff : 2017年01月24日 09:58

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