[2017年01月27日]

風邪の身を夜の往診に引きおこす

相馬遷子(1908~76)

風邪が冬の季語。感冒、流行風邪、流感、インフルエンザ、風邪声、鼻風邪、風邪薬なども同意の季語です。
風邪の症状は、鼻水、嚏、咳、喉の痛み、発熱など様々ですね。単に寒さによるもの、ウイルスなど細菌によるものなどその原因は様々です。風邪は誰もがかかります。医者や市販の薬で治すのが普通ですが、何より休養が第一ですね。
作者は医師。長野県佐久市で開業、医療に従事しました。この句では作者自身が風邪にかかって臥せっていたところに、急患が出て、しんどい中を往診に出かけるわずらわしさを詠っています。
同じ作者に次の句があります。
風邪患者金を拂へば即他人  遷子
これはもう本音が思わず出てしまったという句。
作者そうま・せんしの紹介は、2005年5月2日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・今年もインフルエンザが流行しています。外出はマスクをして、外出から帰ったらうがいをして手洗いが必要ですね。ご自愛ください。

投稿者 m-staff : 2017年01月27日 09:30

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