[2017年01月30日]

冬の水わが身をながれ細りけり

高屋窓秋(1910~99)

冬の水が冬の季語。水烟(けむ)る、冬の泉、寒泉なども同意の季語です。
冬の水の与える印象は、まことに澄んで冷たく感じます。川や池、沼などの水は涸れていて、木の葉などを沈めていますね。その時、泉は湧き出て新鮮に感じ、さらに地下水である井戸水は温かく感じます。冬の水はもちろん冷たい水ですが、深々とした影を持っているように思えます。それで水に映る影は厳しい硬質な印象を受けます。
この句では、その冬の水があたかも作者自身の中を流れて細くなったと、幻影的にとらえています。水は作者の体内で様々な変化を起こして流れて行きます。
作者たかや・そうしゅうの紹介は、2005年4月6日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・ルーマニアでスキージャンプ女子のW杯第12戦が開かれ、高梨沙羅選手は、今季6勝目、通算50勝をあげました。初めて彼女がW杯で優勝したのは15歳、北海道上川中学校の3年生でした。

投稿者 m-staff : 2017年01月30日 09:36

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