[2017年02月03日]

戸あくれば吹雪面に鬼は外

岡野知十(1860~1932)

鬼は外が冬の季語。豆撒、年の豆、福の豆、年男、豆打、福は内なども同意の季語です。
今年の豆撒きの豆は、出羽三山羽黒山伏祈願の「福豆」。これで1年健康で過ごせれば幸いですね。
節分の夜に「福は内、鬼は外」ととなえて豆をまき、鬼を追い払う行事。節分の翌日は立春であり、ひとつの年越しの行事で、豆を年の豆と言い、豆を打つ人を年男と呼びました。一般の家庭では、干支に関係なく、大人でも子供でも豆をまきます。この夜は、実際の年齢よりも一つだけ多く豆を食べます。
この句は、北国の豆撒きでしょうね。戸を開ければ面(おもて)は吹雪いていて鬼もたまらんと退散することでしょうね。
作者おかの・ちじゅうの紹介は、2016年12月26日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・環境省は、アスベスト使用の老朽建物の解体作業については「建物を解体する際、周辺住民に情報公開を徹底する」ようにとの指針案を初めてまとめました。丁度いま、佐伯一麦著「石の灰―アスベスト禍を追う」(新潮社刊、2007年)を読んだところでした。著者は、以前電気工をしているときにアスベスト禍にあい、その体験をもとに危険を喚起しています。

投稿者 m-staff : 2017年02月03日 09:46

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5866