[2017年02月13日]

三つ星を引据ゑたりし余寒あり

相生垣瓜人(1898~1985)

余寒(よかん)が春の季語。残る寒さも同意の季語です。
立春を過ぎてもなお残っている寒さのこと。「春寒し」「冴え返る」などと同じ季節感を表す季語。しかし、「余寒」は、寒が明けても寒さが残っているという、寒のほうに思いの傾いた感じがしますね。余寒の言葉は、漢詩の杜甫の詩句から得られたもので、この余寒の厳しさによっては桜の開花の時期に影響すると言われています。
ここで言う「三つ星」とは、オリオン座の中央部に位置する3個の星の総称。からすき星、参星とも言います。オリオン座は、天の赤道の両側にまたがる星座。俗に三つ星と呼ばれるものを含みます。2月上旬の夕暮れに南中しています。
この句では、余寒によって、三つ星をあたかも引き据えたようだ、と詠っています。それほど寒さが厳しいのでしょうね。
作者あいおいがき・かじんの紹介は、2005年6月19日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・アイスホッケー女子は、ドイツを破りオリンピックの出場権を獲得しましたね。2大会連続3回目のオリンピックで日本勢一番乗り。これまでは出場してもまだ1回も勝っていません。もう一段レベルを上げるような練習が必要ですね。

投稿者 m-staff : 2017年02月13日 09:48

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