[2017年02月14日]

息止め見る雪割草に雪降るを

加藤知世子(1909~86)

雪割草が春の季語。州浜草、三角草なども同意の季語です。
雪割草の名前は、残雪の下から萌え出て、陽の目を見ようとして咲くことからつけられました。
キンポウゲ科の多年草。雪国の山地の樹下に自生しています。1センチから2センチぐらいの白または淡い紅色の花が雪を割って萌え出ます。
この句は、雪の中に咲く可憐な花を発見して、緊張した一瞬を句に詠っていますね。花の咲く条件としては最も劣悪な条件の下で、それを見つける作者の優しい心意気が伝わってきます。
今日は、バレンタインデー。女性から男性へチョコレートなどのギフトをする日。
作者かとう・ちよこの紹介は、2005年7月24日を参照。
(出典:「加藤知世子全句集」、邑書林、1991年刊)
・今年も連れ合いから帝国ホテル特製のチョコレートをもらいました。お返しは3月14日。日本中の男性がチョコレートを待っていますね。

投稿者 m-staff : 2017年02月14日 09:44

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