[2017年02月18日]

牛通りすぎてすかんぽ真赤なり

内藤吐天(1900~76)

すかんぽが春の季語。酸葉(すいば)、すいすい、あかぎしぎしなども同意の季語です。
懐かしい花です。学校の行き帰りに折り取ってかじったことがあります。「すかんぽの歌」が思い出されますね。
日の当たる野原や土手に生えるタデ科の多年草。高さが30センチほどで3ミリほどの小花が集まり、淡い紅紫色の花をつけます。葉は楕円形。名前は、葉や茎がかじれば酸っぱいのにちなんでいます。この酸っぱさを好んで子供たちに愛されました。
この句は、土手でしょうか、牛がのんびりと通り過ぎてゆき、足元にはすかんぽが真赤に咲いている、と詠っています。ゆったりした気分になりますね。
今日は、雨水。雪が雨に変わる。雪や氷が解けて水になるの意味。作者ないとう・とてんの紹介は、2006年8月25日を参照。
(出典:辻 桃子著「俳句の草木」、創元社、2003年刊)
・昨日は春一番。今日は横浜で句会。温度差10度。

投稿者 m-staff : 2017年02月18日 08:57

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