[2017年02月22日]

十歩踏めば十歩の草の芳しく

鈴木真砂女(1906~2003)

草の芳しが春の季語。春の草、新草(にいぐさ)、芳草(ほうそう)、草かぐわし、草かんばしなども同意の季語です。
春の草は、「若草」よりも色も緑が濃く、匂いの高い草を言います。芳草、草かぐわしは、雑草までもいとおしんで懐かしい印象がありますね。
春になって萌え出る草は、雑草に至るまで色も淡く、みずみずしくて柔らかです。普段、利用価値の少ない野草が生活と関わるのは主に田舎の子供たちで、それが様々な遊びに使われ、物によっては食べることもあります。
この句では、春の草の生えている野を、十歩踏めば十歩ともに芳しい匂いがしてくると詠っています。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005年1月16日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・政府は内陸や周辺の海域にあり、重点的に調査や評価を行う「主要活断層帯」をこれまでの97に、新たに16を加えて113にしました。日本列島はどこへ行っても地震の脅威から逃れられませんね。

投稿者 m-staff : 2017年02月22日 09:23

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