[2017年02月24日]

骰子の一の目赤し春の山

波多野爽波(1923~91)

春の山が春の季語。春山、春嶺、弥生山、春山辺なども同意の季語です。
枯れ色をまとっていた山が、春の訪れとともに、次第に目覚め、命の躍動を感じさせるようになってゆきます。木々は芽吹き、下草も日一日と青味を増してきました。春の山には様々な顔があります。山焼きをして黒くなった姿、頂上付近の雪が解けた山、遠くに雲を従えて霞む山、花を見る人々を受け入れる山などいろいろですね。
この句では、骰子(さいころ)の「一の目の赤」が印象的です、言われてみれば骰子の目は一ですね。そこからすべてが始まります。作者はそこに目をつけて春の山を見ています。
作者はたの・そうはの紹介は、2005年3月15日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・今日は「プレミアムフライディー」。今は高度消費社会から低度消費社会への転換期。政府や経済界は消費を盛り上げようと躍起ですね。必要なもの以外は買わなくていいのではないですか。

投稿者 m-staff : 2017年02月24日 09:38

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