[2017年02月26日]

人ひとりひとりびとりの春灯

五所平之助(1902~81)

春灯(しゅんとう)が春の季語。春の燈(ひ)、春燈(はるともし)、春の燭なども同意の季語です。
春の夜の電灯は、明るく、華やかで、室内を照らします。近頃は蛍光灯やLEDが主体で、以前のような電球とは感じが異なりますが、気持ちの明るさと呼応した印象を与えますね。この季語は明るい、のびやかな風情を持っています。
この句は、春が来て、ひとひとりが気持ちの上で華やいでいると詠っています。「ひ」行の連続が面白い効果を上げていますね。
今日は、2・26事件の日、大雪でした。あれから81年。帝国陸軍の皇道派青年将校らが国家改造・統制派打倒を旗印に、約1500名の部隊を率いて首相官邸などを襲撃したクーデター事件。事件後、粛軍の名のもとに軍部の政治支配力が一段と強化され、太平洋戦争へまっしぐらとなりました。日本近代史の一大汚点です。
作者ごしょ・へいのすけの紹介は、2005年11月25日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・昨日はWBC日本代表の練習試合、ソフトバンクと対戦しましたが、惨敗。小久保監督の采配に疑問あり、前途は暗いね。

投稿者 m-staff : 2017年02月26日 09:39

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