[2017年03月08日]

鈴に入る玉こそよけれ春のくれ

三橋敏雄(1920~2001)

春のくれ(暮)が春の季語。春暮、春薄暑、春の夕、春夕べなども同意の季語です。
春の夕暮れのこと。時間的には「春の夕」と変わりがありませんが、語感に違いがあります。春の暮は春の夕よりも夕闇が濃い感じです。この言葉の初めは、春の終りの意味でしたが、だんだんと春の夕暮れと混用されて、ついに春の夕暮れに定着しました。春の終わりは「暮の春」と言います。
この句の「鈴」は、下部に割れ目があって、土の玉や銅の玉などが入って、それを振るといい音を出します。春の長い一日もようやく暮れて、少しけだるく感じる春の夕暮れ。ふと手元にあった鈴を鳴らしてしばし鈴の音を楽しみます。作者は愛しむようにその音色を楽しんでいますね。
作者みつはし・としおの紹介は、2005年1月21日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・WBCの日本代表チーム、キューバに勝利。いろいろあったけれども勝てばいいでしょうね。小久保監督と権藤投手コーチの投手起用に問題あり。野球で一番難しいのは先発、中継ぎ、抑えをどうバランスよく配置するかです。さあ、今晩はオーストラリアとの対戦。接戦になりそうです。

投稿者 m-staff : 2017年03月08日 09:44

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