[2017年03月14日]

ふりむけば灯とぼす関や夕霞

炭 太祇(1709~71)

夕霞が春の季語。霞、春霞、遠霞、薄霞、昼霞、横霞、草霞む、霞棚引く、霞立つ、霞の帯なども同意の季語です。
霞と霧は、似たような気象現象ですが、霞は春、霧は秋と分けられています。霧は深く立ち込めますが、霞はぼんやりとかすかなものですね。また、霞は昼間だけを言い、夕霞以降の夜の現象は「朧」と言います。
昔の旅人は、関所を通過するときは、おとがめがあろうとなかろうと緊張したようです。この句では日没の閉門前に、やっとの思いで関所を越え、安堵した時の作品でしょうね。峠の関所は振り仰ぐ位置にあって、関所の番屋にはもう灯がともされて、旅人には心細さを覚える時刻、夕霞に煙っているようだ、と詠っています。
今日は、ホワイトディー。連れ合いにチョコレートを渡す日。
作者たん・たいぎの紹介は、2007年7月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・WBCの日本代表チームは今晩キューバと対戦。先発投手は日本が菅野、キューバはバノス。投手は日本ほうが上、打線の奮起が鍵ですね。

投稿者 m-staff : 2017年03月14日 09:35

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